院長による脂肪注入 解説動画のご案内
MAFT-Gun(精密脂肪注入機器)を用いた微細脂肪注入
当院では、お顔のしわやへこみでお悩みの方に脂肪注入治療を行っています。
顔の輪郭形成、アンチエイジングの手術としてボリュームを増大させる手術は重要です。脂肪注入は患者様自身の脂肪を使用しますので、長期的にも安心な注入材料となります。
太ももやお腹から専用の器具を用いて脂肪を吸引し、1)脂肪濾過器や2)マフトガンを使用し脂肪注入を行います。
Method
MAFT GUN (マフトガン)の治療方法
1 脂肪濾過器(アディナイザー)とは
当院では、脂肪濾過器はBSL社のアディナイザーを使用しています。アディナイザーは、抽出した脂肪を細かく加工することができる機器です。脂肪移植における最新の開発技術であり、抽出した脂肪を乳化させずに効率的に処理してマイクロ脂肪やナノ脂肪、あるいはファインゲルに均質化させられます。
アディナイザーは2400、1200、600、400ミクロンの4つのサイズがあり、使い捨てタイプのため衛生的です。そして、フィルタリングディスクではなく、円板の穴の四隅に鋭い刃があります。
アディナイザーは従来使用されていた加工機器と比較すると、ダメージが少ない脂肪を注入することが可能なために、定着率の向上が期待できます。抽出した脂肪を乳化させることがないため、しわや小じわの改善に非常に効果的です。

2) MAFT-Gun(マフトガン)とは
脂肪濾過器(アディナイザー)で細かくした脂肪を、MAFT-Gun(マフトガン)という注入機器で脂肪を移植していきます。脂肪生着にはできるだけ小さな粒で脂肪を移植する必要がありますが、MAFT-Gun(マフトガン)は非常に微細な脂肪の粒を注入することができます。抽出した脂肪を乳化させずに効率的に処理してマイクロ脂肪やナノ脂肪、お顔に正確に微量ずつ脂肪注入できることから、とても生着率が高い治療法です。マフトガンは、通常の脂肪注入に比べるとしこりが残りにくく患者様は安全かつ効率的に顔に脂肪を注入でき、自然なお顔に仕上げることが可能です。

リスクと副作用
・感染
術前後の全身状態が影響して感染を起こす場合があります。その場合は洗浄、抗菌薬の投与などの処置が必要になることがあります。
・腫れ・痛み
強い腫れは2週間前後続きますが、徐々に改善していきます。完成まで3~6ヶ月かかります。
傷の痛みが生じます。特に強いのは最初の2~3日です。時間の経過と共に痛みの頻度、程度は改善していきます。
・左右差
注入した量の生着が左右で異なると左右差が生じる場合があります。腫れの影響もありますので、左右差があるかどうかは術後3~6ヶ月経過しないと判断できません。目立つ場合は追加治療が必要になります。
施術費用
微細脂肪注入 MAFT-Gun(精密脂肪注入機器)
| Nanofat graft | 210,000円/148,000円 |
|---|---|
| Nanofat graft(下眼瞼ハムラ法と同時の場合) | 155,000円/99,000円 |

