ウルトラセル

ウルトラセルについて

当院ではJeisys社のウルトラセルQプラス(ULTRAcel Q+)を使用しています。
温熱作用により効果を発揮する医療機器ですので、多少の傷みを伴います。しかし、ULTRAcel Q+のカートリッジは痛みを最大限に考慮して設計されており、従来のHIFU機器と比べて「痛みが少ない」と評されています。
次世代HIFUテクノロジーを使用したULTRAcell Q+は、深さの異なる1.5mm、2.0mm、3.0mm、4.5mmのカートリッジを搭載し、真皮、SMAS、脂肪層の各ターゲットに到達します。

中心部はおよそ60〜65度に熱せられます

従来、たるみ治療はレーザーやIPL(intense pulsed light)、RF(radio frequency)などで行ってきましたが、これらの治療はある程度は皮下に入りますが、最もエネルギーが吸収されるのは皮膚の表面になってしまうため、効果を出そうとエネルギーを上げてしまうとやけど(熱傷)、しみ(炎症後の色素沈着)を生じてしまうリスクがありました。
ウルトラセルは超音波を用いているため、皮膚を通過します。焦点をどの深さにするかを選択できますので、ターゲットの深さの引き締めを皮膚表面の熱傷のリスクを抑えながら行うことが可能です。

ウルトラセルが熱している様子

たるみ治療の変遷

たるみ治療はこれまで効果を出そうとすると痛みや合併症のリスクがたかくなる傾向がありました。ウルトラセルは麻酔は不要で、短時間で、ダウンタイムがなく、確実にたるみが改善できる治療として大変おすすめです。

たるみ治療の変遷

照射は1ショットで、1列に約16か所の熱変性が生じます。

深さの異なる深部で熱収縮が起こることにより、三次元的に収縮

深さの異なる深部で熱収縮が起こることにより、三次元的に収縮します。

ダウンタイムは無く、直後から人に会うことも可能です。
効果は直後からみられますが、特にフェイスラインが強く引き締まるのは2週間後です。その後、1ヶ月まで効果が上がり、半年から1年持続します。
効果をさらに高めたい方は3ヶ月後から治療可能です。

治療に適している方

  • フェイスラインのたるみが気になる方
  • フェイスラインがはっきりしない方、不明瞭な方
  • 法令線やマリオネットラインが目立つようになってきた方
  • たるみは気になるが、手術には抵抗がある方
  • 口角がさがってきた方

当院の特徴

当院の院長の牧野はウルトラセルの医師向けセミナーの講師を務めるなど、エキスパートドクターです。より効果を出す方法について熟知しております。

Jeisys ワークショップ福岡 ウルトラセル(HIFU) について発表 2018年11月23日

ワークショップ福岡 ウルトラセル(HIFU) について発表している様子

症例写真

術前/術後6ヶ月

ウルトラセル症例写真

患者さまは30代女性です。
顔をシャープにみせたい、小顔になりたいというご希望で来院されました。骨を触る手術はしたくないということでしたので、皮膚を引き締め、脂肪を減らし、顔の中心部にボリュームをもってきて、顔の立体感を出し、ほっそり感をだす方針としました。
併用療法として前額脂肪注入、頬ヒアルロン酸、フェイスラインに脂肪溶解注射(FatX)を行っています。

よくある質問

ウルトラセルの効果
ダウンタイムは無く、直後から人に会うことも可能です。
効果は直後からみられますが、特にフェイスラインが強く引き締まるのは2週間後です。その後、1ヶ月まで効果が上がり、半年から1年持続します。
効果をさらに高めたい方は3ヶ月後から治療可能です。
痛みについて教えてください
鈍い痛みが生じますが、麻酔無しでも十分照射できます。ただし痛みに弱い方は静脈麻酔を併用することも可能ですのでおっしゃってください。
腫れについて教えてください
ありません。むしろわずかに引き締まります。
治療後に気をつけること
マッサージはしないほうが良いです。照射部位の筋肉痛がわずかに生じます。

施術データ

施術時間 1時間
腫れ なし
麻酔 麻酔無しもしくは静脈・全身麻酔
ダウンタイム ほとんどありません。生じても赤みがわずかにでるくらいです。
通院回数 1回

治療を受けられない方

金の糸など皮下に金属が存在する方 / 治療部位が他の施術のダウンタイム中の方 / 妊娠中またはその可能性のある方、授乳中の方 / ペースメーカーや埋込式除細動器を使用中の方 / 施術部位に金属プレートやシリコン、金の糸などを埋め込んでいる方 / 重度の糖尿病、悪性腫瘍、心疾患、出血性疾患、ケロイド体質の方 / 治療部位に感染症や重度の皮膚疾患、大きな瘢痕組織のある方

副作用・リスク

・赤み
まれに赤みが出る場合がありますが、徐々に消失します
・やけど
治療の経過により赤みが1週間程続いたり、水疱dができたりする事があります。その場合は、炎症を抑える軟膏を処方します。
・色素沈着
やけどを起こした部位に色素沈着が生じることがあります。ビタミン剤やトラネキサム酸を処方し経過観察を行います。通常、時間経過とともに消退してきます。
・しびれ
稀に頬や上口唇、顎から下口唇にしびれが生じることがあります。しびれ感は1ヶ月から半年の経過で回復します。その間神経の再生を助ける薬(ビタミンB12)を処方します。

施術費用

ハイフ(ウルトラセルQ+)

頬180ショット 58,800円
首70ショット 35,700円
前額40ショット 29,400円
目尻40ショット 29,400円
目の下24ショット 26,040円
全顔284ショット+30ショットサービス 80,640円
全顔+首 354ショット+50ショットサービス 98,000円

※フェイスリフト、輪郭の術後のケアでは30%OFF

親知らず抜歯

片顎 15000円/14000円

麻酔あり